トレーニングで大切なの事は、
犬に与える課題は常に1つだけに絞る事。
もちろん主となるブレてはイケないテーマや付属するサブテーマなどは同時進行で行うが、その時のトレーニングのメインテーマは常に1つだけに絞ることが大切です。
2つ同時にテーマを与えるとテーマをクリアすることはきわめて困難になる。
トレーニングで大切な事は、テーマをシンプルに分ける事も大切なの事のひとつです。
またその事は教え手の技量にかかってもいます。
犬が覚えが悪い、
学習しない、
ダメな子では無く
人の方の創意と工夫、それと成功への誘導が不足しているケースが沢山あります。

メインテーマがズレない為に酌量する期間を設けたり、設定を簡単にしたりする事も大切。

ひとつの「オスワリ」を教えるのでも、行程を1にしか分けて教えることが出来ないか、
それとも100の行程に分けて犬に教えることをしてあげれるのか。
常に犬の立場にたって物事を見定める事が大切です。
これは家庭犬から競技を行う犬も警察犬も救助犬もみんな同じ事が言えます。

シンプルなテーマ作りと作業行程の分け方で犬の理解力に大幅な変化が生まれ、その事は人側の大切な役割です。